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電気代が劇的ダウン!誰でもできる“ながら節電”ライフハック7選
電気代の値上がりが続く中、「何もしないと毎月の請求がこわい…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、エアコンを我慢したり、毎日コンセントを抜くなどストイックな節電は長続きしません。
そこで今回は、無理なく続けられる“ながら節電”ライフハックをご紹介。
普段の生活をほとんど変えずに、自然と電気代が減っていくアイデアを7つ厳選しました。
節電は「ガマン」より「仕組み化」
節電と聞くと「電気をこまめに消す」など手間のかかるイメージがありますが、重要なのは“習慣化しやすいか”どうかです。
やる気や我慢に頼るより、仕組みや環境そのものを見直す方が、結果的にストレスなく電気代を抑えられます。
本記事では、家事や仕事をしながらでも実践できる「ながら節電」にフォーカスして解説します。
1. エアコンの設定温度を「1℃上げる」だけで◎
エアコンは電気代の中でも特に比率が高い家電です。
冷房時なら設定温度を26℃→27℃にするだけでも、年間数千円の節電効果が期待できます。
あわせて、扇風機やサーキュレーターを併用すれば、体感温度を下げられるため、快適さを損なわずに節電が可能です。
- 室外機の周囲に物を置かない(風通しを良くする)
- こまめなフィルター掃除で冷暖房効率アップ
2. ドライヤーを“自然乾燥”に切り替える
意外と電力を消費するのがドライヤー。1回10分の使用で約15円かかることもあります。
たった1日分では小さいですが、毎日使うと年間5,000円以上に…!
タオルドライを丁寧にしたり、風通しの良い場所で自然乾燥の時間を作ることで、使用時間を半分に抑えるだけでも十分な節電に。
3. 「待機電力カットタップ」で“抜き差し不要”の節電
テレビ、電子レンジ、炊飯器などは使っていなくても電力を消費していることがあります(これが「待機電力」)。
家庭によっては、これだけで電気代の5〜10%を占めることも。
個別スイッチ付きの電源タップなら、コンセントの抜き差しをせずにON/OFFできるので、ストレスなく節電を習慣化できます。
100均やホームセンターで手軽に購入可能なのも◎。
4. 洗濯は「まとめ洗い&夜間電力」を活用
毎日の洗濯は「まとめて」「電力の安い時間帯に」行うだけで節電になります。
とくに電力会社によっては夜間の方が料金が安いプランもあるので、深夜のタイマー洗濯はおすすめ。
また、脱水時間を少し長めにすることで、乾燥機の使用時間を減らす工夫も効果的です。
5. 調理中は“ついで調理”でコンロや電子レンジを効率化
ガスコンロやIH、電子レンジも電力消費が多い家電のひとつ。
料理をするときは「お湯を沸かしたついでにゆで卵」「オーブンの予熱で野菜を一緒に焼く」など、一緒に加熱する工夫を取り入れましょう。
さらに電子レンジの「まとめ温め」や、余熱調理なども“ながら節電”には効果大です。
6. 保温機能を使わず「魔法瓶・ポット」で代用
炊飯器や電気ポットの保温機能は、意外と電気代の落とし穴。
炊飯後にすぐ冷凍したり、保温せず魔法瓶でお湯をキープするだけで、大きな節約に。
- 炊飯→すぐ冷凍→食べる前に電子レンジ加熱
- 電気ケトルで沸かしたお湯を魔法瓶で保温
たった数十円の差でも、積み重なれば大きな節電につながります。
7. 冷蔵庫の「詰めすぎ」はNG!配置と温度管理がカギ
冷蔵庫は24時間稼働しているため、使い方による節電効果が大きい家電の代表格です。
ポイントは以下の3つ:
- 冷蔵庫内は7割程度の収納がベスト(詰めすぎは冷却効率ダウン)
- 壁から5cm以上離して設置(放熱性アップ)
- ドアの開閉を最小限にする(開けっぱなし厳禁)
また、強モードから中モードに変えるだけでも、年間の電気代が1,000円以上変わることもあります。
まとめ|「ながら節電」でムリせず節約生活へ
節電は「ガマン」ではなく、「習慣化」と「ちょっとの工夫」でぐっとラクになります。
今回紹介した7つの“ながら節電”ライフハックは、どれも今日からすぐ始められるものばかり。
- エアコン設定温度を見直す
- ドライヤー時間を減らす
- 待機電力をカットする
- 洗濯・調理・保温のタイミングや方法を見直す
- 冷蔵庫の使い方を工夫する
ちょっとした積み重ねが、1ヶ月で数百円、1年で数千〜数万円の節電に。
浮いたお金でご褒美を買ったり、貯金にまわしたり…節電は未来の自分への投資にもなります。
無理せず、気づけば節約になっていた――そんな“ながら節電”生活を、ぜひ今日から始めてみてください。