目次
はじめに
「ゲームセンターで取った景品を売るのって、転売になるんじゃ…?」
そんな不安を抱えている方へ。
結論から言うと、クレーンゲームで自力で獲得した景品をメルカリなどで販売するのは、法律上“転売”にはあたりません。
むしろ、遊びとして楽しみながら、賢く景品を活用して副収入につなげる——そんな現代型のお小遣い稼ぎとして注目されています。
なぜ転売ではないのか?
転売と呼ばれるのは、主に以下のようなケースです:
- 人気商品の発売日に買い占めて高額で再販売
- チケットや限定グッズを“営利目的で入手して売る”行為
一方、ゲームセンターのクレーンゲームは「遊戯(ゲーム)」にお金を払って挑戦する仕組みです。
100円・200円といったお金は、アームを操作して楽しむための料金であり、獲得できる景品は“結果的に得られるご褒美”のようなもの。
つまり、「買った」のではなく「ゲームで勝ち取った」ものなので、販売しても“転売品”とはみなされません。
法律的なポイント
- 景品は「販売商品」ではなく、あくまで遊戯に付随するオマケ的存在
- 景品獲得にはスキル・運・コストが発生しているため、報酬的性質がある
狙うべき景品の選び方
① 人気作品の「ぬいぐるみ・ちびぐるみ・アクスタ」系は安定
特に需要が安定しているのは:
- ちいかわ(毎回種類が多いが、一定の需要あり)
- 忍たま乱太郎(固定ファン多し)
- 学園アイドルマスター(実装記念・初登場系は即完売)
景品初日に行列ができることもある人気作は、メルカリでの相場も高め。
早めにゲットして出品することで、数千円の利益につながることも。
② 小型景品を狙え!送料コストで差がつく
フィギュアは高額取引されやすいですが、梱包サイズが大きく送料がかさむため、利益率が落ちやすいです。
そこで狙いたいのが:
- ちびぐるみ・ちびぬい(軽くて圧縮できる)
- アクリルスタンド(厚紙+封筒で送れる)
これらはゆうパケットポストやネコポスなどで発送が安く、在宅でも処理が簡単なので初心者にもおすすめです。
小型景品を狙う方が賢い理由
ゲームセンターの景品で稼ぎたいなら、最初から「ちびぐるみ」「ちびぬい」「アクスタ」などのコンパクトなアイテムに絞るのが圧倒的に効率的です。
その理由は?
- 発送が楽:封筒や薄型箱でOK。緩衝材も少量で済む
- 送料が安い:ゆうパケットポストやネコポスで全国一律
- 需要が安定している:アニメ・アイドルの人気キャラ系は即売れも
一方、フィギュア(特に通常サイズ・箱付き)は人気ジャンルではあるものの、
- 梱包が大変
- 送料がかさむ(最低でもメルカリ便60〜80サイズ)
- 割れ・破損リスクがある
結果として、取る手間の割に利益が残りにくいというのが実情です。
それでもフィギュアを売るなら「まとめ売り」戦略
フィギュアが好きで「どうしても売りたい!」という方は、最初からまとめ売りを前提に考えるのが現実的です。
通常サイズのフィギュアの場合
- 1体ずつ売ると送料(60〜80サイズ)でほぼ利益がなくなる
- 5個〜10個をセットで出品する方が、1個あたりの送料を抑えられる
- 同じシリーズやキャラで統一感を出すと、コレクターが購入しやすい
ワールドコレクタブルフィギュア(ワーコレ)は例外
- 小型で軽量、箱の厚みも抑えられていて配送コストが低い
- 5種セットでもゆうパケットプラス等でコンパクトに収まる
- ワンピース・ドラゴンボールなど、根強いコレクター人気もあり売れやすい
つまり、通常サイズのフィギュアは「まとめ売り」で損を抑える、
小型のワーコレは単品〜5種セットでも扱いやすいという考え方が大切です。
メルカリで「同じフィギュアを10個セットで出品」している人がいるのは、送料対策と利益確保のためなんです。
まとめ|クレーンゲーム×メルカリは“遊びながら稼ぐ”賢い副収入術
ゲームセンターで手に入る景品は、法律上「転売」には該当しないため、メルカリで販売しても問題ありません。
そして何より、遊びを楽しんだうえでお金が戻ってくる、または増えるという“娯楽×実益”の理想的な副業スタイルです。
この記事のポイントまとめ
- クレーンゲームの景品販売は法律上「転売」ではない
- 効率よく稼ぐなら、ちびぐるみ・アクスタなどの小型景品がおすすめ
- フィギュアは利益が出にくいが、まとめ売りで送料対策すれば可
- ワーコレは例外的に扱いやすく、コレクター需要も高い
- 出品タイミングや梱包方法の工夫で利益率アップが可能
「ただの趣味」が「ちょっとした副収入」になる。
そんな可能性を広げてくれるクレーンゲーム、ぜひあなたも賢く楽しんでみてください。