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副業で月収30万円を超えたら会社を辞めてもいい?独立の判断に使える“5つのチェックポイント”

副業で月収30万円を超えたら会社を辞めてもいい?独立の判断に使える“5つのチェックポイント”

副業で月収30万円を超えたら会社を辞めてもいい?独立の判断に使える“5つのチェックポイント”

「副業で月30万円稼げた!もう会社を辞めて独立してもいいのでは?」
副業が軌道に乗ると、誰もが一度は考えるこの問い。

でも、勢いだけで会社を辞めるのは危険です。
収入が一時的に増えても、安定性・継続性・支出とのバランスを見誤れば、すぐに生活が立ち行かなくなることも。

この記事では「月30万円以上稼いでいる副業者」が、独立・本業化すべきかどうかを判断する5つの視点を解説します。

1. 収入の“安定度”を確認する

たまたま今月はバズっただけか?数ヶ月継続して稼げているか?
最低でも3〜6ヶ月連続で月30万円以上の売上(粗利ベース)が出ているかどうかをチェックしましょう。

単発案件の積み重ねよりも、リピートや継続契約があるかどうかが、判断基準のひとつです。

2. 生活費をまかなえるかどうか

副業の利益だけで「家賃・食費・通信費・保険・税金など」をすべて払えるか?
毎月の生活費 + 年間の固定支出(住民税・国保など)を見積もっておく必要があります。

また、最低でも生活費の3〜6ヶ月分は貯金しておくのが理想です。
収入が不安定になる可能性がある独立初期に備えましょう。

3. 会社を辞めることで“失うもの”を把握しているか

独立は自由ですが、会社員としてのメリット(社会保険・厚生年金・ボーナス・安定収入)を失うという現実もあります。

  • 健康保険→国保になり割高に
  • 厚生年金→国民年金のみになり将来の年金額が減る
  • 有給・育休・時短勤務などの制度もなくなる

これらを「仕方ない」と思える覚悟があるかどうか。
損得ではなく、自分の優先順位を見直してみましょう。

4. 将来のビジョンが描けているか

副業が好調でも、それが1年後・3年後にどうなっていたいかが描けていないと、方向性を見失いやすくなります。

たとえば:

  • 「今は受託がメインだけど、将来的には自分の商品で収益化したい」
  • 「単価を上げて月商50万円を目指したい」
  • 「自分の働き方をメディアで発信したい」

こうした中長期のプランやゴールがあると、独立後の壁にぶつかっても軸がブレにくくなります。

5. “代替手段”や保険を用意しているか

「会社を辞める=後戻りできない」というわけではありません。
でも、できれば“戻れる場所”や“保険”を持っておくと安心です。

たとえば:

  • 業務委託として週1だけ前職に残る
  • 人脈を通じて案件を数ヶ月先まで確保しておく
  • アルバイト・派遣など、生活を支える“つなぎ”も検討しておく

何もかもゼロにするのではなく、柔軟にプランBを用意しておくのが、賢い独立のあり方です。

まとめ|勢いではなく「準備と覚悟」がカギ

  • 一時的な収入ではなく、継続性・安定性・支出とのバランスが重要
  • 会社を辞める=自由の獲得と同時に、保障の喪失でもある
  • 独立後のビジョンバックアッププランを持っておくと後悔しにくい

月30万円を稼げるのはすごいこと。
でも、その先をどう描き、どう守るかで、独立が“成功”になるか“苦労の始まり”になるかが変わります。

「稼げるようになったら辞める」ではなく、「辞めても大丈夫な状態になったら辞める」という視点を忘れずに。

後悔のないキャリア選択を、しっかり準備して掴んでいきましょう。