目次
はじめに
クラウドワークスやランサーズに登録したら、次に大切なのが「初期設定」と「プロフィール作成」です。どんなにやる気があっても、準備不足のままでは案件が取れず、チャンスを逃してしまうことも。この記事では、初心者が信頼を得やすくなるために登録後すぐにやるべき設定と、魅力的な自己PRの書き方を解説します。
まずやるべき初期設定
登録しただけの状態では、まだ「空っぽの部屋」状態。発注者に安心感を与えるには、以下の設定を早めに済ませましょう。
① プロフィール画像を設定する
顔写真がベストですが、抵抗がある場合は明るく清潔感のあるイラストやアイコンでもOK。ただし、初期状態のままだと「やる気がなさそう」「実在する人物か不明」といった印象を与えてしまいます。
② ユーザー名の見直し
本名である必要はありませんが、「たかし555」や「ねこ大好き」など趣味寄りのニックネームは避けましょう。
例:「miyuki_writer」「ayaka_web」など、職種や役割を連想できる名前が理想です。
③ 稼働時間・対応可能時間を記載
平日昼間のみ対応なのか、夜間や週末も可能なのかを記載しておくと、依頼する側もスケジュールを組みやすくなります。
④ スキル・職種の設定
自分が取り組みたい仕事ジャンルを明確にしておきましょう。クラウドワークスでは「職種」、ランサーズでは「スキルセット」を設定することで、マッチする案件の通知や検索結果に反映されます。
⑤ 本人確認・電話番号認証
任意項目ではありますが、認証バッジがあるとクライアントからの信頼度が格段に上がります。安全性の観点からも、早めの設定がおすすめです。
魅力的なプロフィール・自己PRの書き方
プロフィール文は、あなたの人柄やスキル、仕事への姿勢を伝える大切なアピール材料です。以下のポイントを押さえて記入することで、案件受注の確率がグッと上がります。
① 経歴・スキルの棚卸し
たとえ在宅ワークが初めてでも、これまでのアルバイト経験、主婦としての家事スキル、趣味で続けてきたことなど、活かせる要素はたくさんあります。特別な資格や実績がなくても問題ありません。
② なぜ在宅ワークを始めたのか
「子育てと両立しながら収入を得たい」「自宅でできる仕事を探している」といった背景があると、クライアントも親しみを持ちやすくなります。
③ 仕事への姿勢を明記する
「納期厳守で丁寧な対応を心がけています」「こまめな連絡を大切にしています」など、誠実さや責任感を伝える一文を加えると好印象です。
④ 初心者であることも正直に
「現在勉強中ですが、誠実に対応いたします」など、前向きな言葉を添えることで信頼につながります。
プロフィール文テンプレート
はじめまして。現在、主婦をしながら在宅でのお仕事に挑戦中です。 これまでに接客業・事務補助の経験があり、パソコンの基本操作やExcel入力には慣れています。 細かい作業やコツコツ続けることが得意で、責任をもって業務に取り組みます。 平日の日中に2〜3時間、集中して作業することが可能です。 未経験のジャンルでも前向きに取り組み、丁寧なやり取りと納期厳守を心がけてまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。
NG例と注意点
- 「何でもやります!」→ やる気は伝わるが、方向性が不明で信用しづらい
- 「初心者なので仕事をください」→ 単に依頼をお願いするだけではアピールにならない
- 「自己紹介が一言だけ」→ やる気なしと見なされ、検索結果にも出にくくなる
出来ないことは無理に盛らない!が鉄則
プロフィールや提案文では「できること」「得意なこと」をしっかり伝えるのが基本ですが、実際に対応できないスキルや経験を無理に盛るのはNGです。
クラウドソーシングサイトでは、仕事が完了した後にクライアントから「評価(レビュー)」がつけられます。この評価はあなたの信頼性に直結し、以降の案件受注に大きな影響を与えます。
無理な背伸びをして納期に間に合わなかったり、クオリティに問題が出ると「低評価」となり、次の仕事を得るのが難しくなってしまいます。
初心者なら初心者らしく、「誠実に対応する姿勢」や「スキルアップへの意欲」をアピールする方が、結果的に評価も高まりやすく、長く続けられる在宅ワークに繋がります。
まとめ
クラウドソーシングで信頼を得るためには、登録後の初期設定とプロフィールの充実が不可欠です。自分のスキルや強みをしっかり棚卸しして、「この人に頼んでみたい」と思ってもらえる情報を整えていきましょう。
まずは焦らず、1件ずつ丁寧に取り組むことが成功への近道です。次は実際の案件応募にチャレンジしてみましょう!