目次
はじめに
ハンドメイド販売で「どこで売るか」は、売上やファンづくりに大きく影響する重要なポイントです。
最初は集客力のある販売サイトから始め、徐々に自分のブランドを育てていくステップアップ方式がオススメです。
STEP1:初心者は「集客力のある販売サイト」で売る
まずは、すでに多くのユーザーが集まっているプラットフォームに出品して、ハンドメイド販売に慣れましょう。
minne(ミンネ)
国内最大級のハンドメイドマーケット。かわいい雑貨やアクセサリーが多く、初心者でも売れやすいのが魅力です。
- 操作が簡単で出品までスムーズ
- 集客力が高くアクセスが集まりやすい
- 販売手数料:約10.56%
Creema(クリーマ)
作家志向の強いユーザーに支持されており、アートやインテリア、こだわりのある商品に向いています。
- ハイセンスな作品が多く価格帯もやや高め
- ファン層が定着しやすい
- 販売手数料:約11%前後
メルカリ
フリマアプリとして有名なメルカリでも、ハンドメイド作品の売買が活発です。特に価格帯が低めの実用アイテム系におすすめ。
- 匿名配送ができて安心
- 安価な小物やプレゼント向け商品に最適
- 販売手数料:10%
STEP2:慣れてきたら「独自ショップ」で利益率UP
販売経験を積んだら、次は自分だけのショップを持って利益率を高めましょう。SNSと組み合わせることで、ブランディングも可能になります。
BASE(ベイス)
無料でネットショップを作れるサービス。デザインもテンプレートで簡単に設定でき、初心者に人気です。
- 売上に応じて決済手数料が発生
- アプリやSNSとの連携がしやすい
- 手数料:約6.6%+40円
カラーミーショップ
より本格的なネットショップを運営したい方に向いています。月額料金はかかるものの、売上が安定していれば手数料面で有利です。
- デザインや機能のカスタマイズ性が高い
- 長期的な販売を考える人向け
- 月額制+決済手数料:売上が多いほどお得
STEP3:ファンがついたら「リアル展開」も視野に
委託販売(雑貨店・カフェなど)
自分の作品に共感してくれるお店に委託販売をお願いするスタイル。ローカルブランドとして定着するチャンスも。
- 販売価格の30〜40%をお店に支払うのが一般的
- 展示スペースにこだわると世界観が伝わりやすい
マルシェ・ハンドメイドイベント
地域のイベントなどで、顧客と直接会話ができる場。作品に対する生の反応を得られる貴重な機会です。
- その場でファンを作るチャンス
- ブース装飾や商品陳列も大事なポイント
売上目標のステップアップ例
- まずは月1万円を目指す:minneやメルカリで販売し、評価やレビューを増やす
- 次に月3万円:写真や商品説明をブラッシュアップし、リピーターを増やす
- 月5万円を超えたら:BASEやカラーミーで独自ショップを開設し、SNSと連動した販売戦略へ
- 月10万円:卸販売や委託販売も視野に。販売ルートの分散とブランド強化を
- 月30万円以上:安定収益が出せる体制が整ったら、リアル店舗出店の検討も◎
- 月50万円以上:一人で作れる限界を超えたら、製作支援者やチーム化を視野に入れて
まとめ
ハンドメイド販売は「売る場所」が結果を左右します。
段階的にスキルと販売力をつけていくことで、月数万円から数十万円、さらには起業・出店も夢ではありません。
自分のペースで楽しみながら、販売チャネルを拡大していきましょう。