目次
はじめに
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングでは、未経験者歓迎の案件も多く存在します。
しかし、「同じくらいの応募者が多数いる中で選ばれるには?」という壁にぶつかることも。
そんな時に強い味方になるのが「資格」です。
資格を持っているだけで信頼性が増し、「この人に任せても大丈夫そう」と思ってもらいやすくなります。
この記事では、クラウドソーシングと相性が良く、実際に受注に強くなる資格を分野別に紹介します。
なぜ資格があるだけで“通る”のか?
クラウドソーシングでの案件選考は、顔が見えない分、プロフィール情報の信頼性が非常に重要です。
実績が少ない段階では、以下のような「判断材料」が選定基準になります:
- プロフィール文の丁寧さ
- ポートフォリオの有無
- 資格・検定の有無
そのため、実務未経験でも資格があるだけで「勉強してる」「基礎がある」と判断されやすくなるのです。
クラウドソーシングと相性が良い資格5選
1. 日商簿記3級・2級
在宅経理・記帳代行・仕訳入力など、クラウドソーシングでも依頼が多い分野です。
日商簿記3級があれば「基本的な経理知識はある」と見なされ、未経験でも応募できる案件が一気に増えます。
活かせる案件の例
- 会計ソフトへの仕訳入力(弥生/freee/MFクラウド)
- 経費の整理、レシート入力、領収書スキャン処理
受注のコツ
「〇〇会計ソフトの操作経験あり」「〇〇事務所で記帳経験あり」など、資格+具体的な操作経験を添えると◎
2. 秘書検定2級・3級
クラウドソーシングでは、オンライン秘書・事務アシスタントの案件も豊富です。
秘書検定を持っていることで「ビジネスマナーが身についている」「クライアント対応が安心」と見なされやすくなります。
活かせる案件の例
- スケジュール調整・メール代行
- 請求書作成・資料の整形
- オンライン会議のアレンジ
3. Webライティング能力検定・Webライター検定(クラウドワークス)
ライティング案件は最も数が多いジャンルのひとつ。
クラウドワークスが発行している「Webライター検定」や、民間の「Webライティング能力検定」などを持っていれば、初心者でも“信頼枠”に入りやすくなります。
活かせる案件の例
- ブログ記事、SEO記事、商品紹介文
- LPやホームページの原稿作成
4. MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
事務系在宅ワークを希望するなら、Excel・Wordスキルを証明できるMOSは非常に強い武器になります。
「基本的な操作ができる」と書くだけでは伝わらないスキルも、資格があれば一目瞭然です。
活かせる案件の例
- 請求書・資料の作成
- 表やグラフの入力・加工業務
5. TOEIC・英検など英語系資格
語学スキルを活かして「翻訳」や「英語サポート」系の仕事に応募するなら、TOEICのスコアや英検級は信頼の証になります。
特に翻訳未経験者でも「TOEIC800点以上」などの実績があれば、実務経験のあるライバルに混じって選ばれる可能性がグッと高まります。
活かせる案件の例
- 英語サイトの日本語訳(逆もあり)
- メール対応・英語リサーチ業務
まとめ|資格は“実績が少ない時期の武器”になる
クラウドソーシングで仕事を受注するには、「この人に任せたい」と思わせる信頼感がカギになります。
実績が少ないうちは、「資格」がその信頼の証明になり、“受かりやすさ”に直結するのです。
今回紹介した資格は、いずれも実務に直結しやすく、通信・在宅での取得が可能なものばかり。
「少しずつでも収入を増やしたい」「長く続けられる在宅ワークをしたい」そんな方こそ、小さな資格から始めて、実務のチャンスを増やしていきましょう。