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関わると損する人、伸ばしてくれる人|女性が選ぶべき“本物の経営者”の見分け方
在宅フリーランスや個人事業主として活動を始めると、
企業の代表者や男性経営者と関わる機会も自然と増えてきます。
「仕事をくれるから」と無条件で信じていませんか?
実は、関わるとあなたの時間や自信を奪う“残念な経営者”も存在します。
逆に、本物の経営者は、女性フリーランスを成長させてくれる存在でもあります。
今回はその見分け方と、付き合うべき人の特徴をまとめました。
要注意!関わると損する“残念な経営者”の特徴
- 「今すぐやって」の無茶ぶり連発
相手の生活リズムやキャパを考えない人は、長期的な信頼関係を築けません。 - 最初に報酬の話をぼかす
曖昧な契約・後出しジャンケンが多い経営者は、時間だけ使わせて結局「知り合い価格」で安く済ませようとします。 - 個人的な誘いが多い
コンサルと称してプライベートな距離感を詰めてくる人は要注意。ビジネスと私情の境界が曖昧です。 - 「一緒に夢を叶えよう」と感情で巻き込む
抽象的な言葉だけで具体的な事業計画や収益配分の説明がない場合、ボランティア扱いされるリスクが高いです。
こうした相手に時間を使うと、「自己肯定感が下がる」「お金にならない」という2大リスクを抱えることに。
実録!“一生のお願い”で安請け負いを迫られたデザイナーの失敗談
筆者の知り合いの女性デザイナーが、ある男性経営者とのやりとりを笑い話として教えてくれました。
「大手企業の案件を定期的に振るから、今回だけ安くお願いできませんか?」──そう持ちかけられ、将来の仕事につながるなら…と前向きに話を聞いてみたそうです。
しかし、実際に提示された条件は想像を超えていました。
「明後日までに、5万円でこのデザインお願いします!一生のお願いです!!」
普通に考えて10万円でも厳しい作業量なのに、まさかの“初対面で一生のお願い”。
彼女は「こんな人、初めて見た」と苦笑いしていました。
しかもその男性、よくよく聞いてみると「大企業の案件」とは名ばかりで、代理店→代理店→さらに下請けの、いわゆる“ひ孫請け”。
実際には、何の決定権もない立場だったことが後から発覚したそうです。
このように、「いいことばかり言っておいて、あとから無茶振り」してくるタイプは要注意。
特に、発注元の立場や権限を明かさない相手とは、最初から距離を置くべきです。
笑って済ませられるうちはいいですが、こうした案件は時間と気力を消耗するだけ。
女性フリーランスとして、自分の価値と時間を守るためにも、信頼できる相手かどうか見極める事が重要です。
関わるべき“本物の経営者”の見極め方
- 最初に契約内容と報酬を明確にする
仕事内容・納期・報酬を最初にきちんと提示できる人は、信頼できるビジネスパートナーになり得ます。 - 「あなたの時間」を尊重してくれる
リスケや返信の遅延があっても責めず、丁寧に調整してくれる相手は、誠実さの証です。 - 本人も実務経験がある
下請けを理解している経営者は、無茶な指示を出しません。過去に現場で働いた経験のある人は特に信頼度が高いです。 - あなたのスキルを“投資対象”として見ている
安く使い倒すのではなく、今後の成長を支援しようとする姿勢が見える経営者は、長期的に付き合う価値があります。
まとめ|“人を見る力”もフリーランスのスキル
どんなにスキルがあっても、関わる相手を間違えると時間も信頼も失います。
逆に、成長を支えてくれる経営者と出会えれば、報酬もスキルも一気に伸びていくのが女性フリーランスの強みです。
「この人と付き合うと、自分はどうなるか?」を常に考えながら、
本物の経営者とのご縁を大切にしていきましょう。